国際線進出に伴い

昨日の記事もご参照ください。

食べることは美の養分になる「キャビンアテンダントの美養学」

1980年代初頭は日本の空は国際線はJALと国の政策で決められていましたが、80年代後半に他の会社も国際線参入が許されました。

ANAも国際線に出て、羽田と伊丹から選抜で国際線専任の成田ベースを立ち上げました。

航空政策も自由化され、競争も激しくなるということで会社の人事政策も年功序列から学歴を考慮した成果主義に変わっていきました。

それまで初期訓練のコースで第何期の誰々と呼んでいたのが、何年入社で何番目に入社したかと表すいうシステムに変更になりました。

よく「1期違えば大違い」と言って、空港の中を歩く順番も、きれいに期の順に並んでいたものでした。

きれいに歩くのは変わりはないのですが、そこに学歴や成果が加わったことで班長に昇格する順番も変わってきました。

班という最も大事な組織

ANAは今でも10人程度の班という組織で動いているのですが、CAにとっては班がすべてで班のみんなと良い人間関係が築けるかが自分のメンタリティに大きく影響してきますし、チームワークとして結果がお客様へのサービスにも出てきます。

1-2年上の先輩が班長のいわんとすることを、間に入って新入生に分かりやすく諭したり、でもそんな先輩も班長から注意されているのを見ると「これはやっちゃいけないんだ」と学んだり、今でも当時の班の中で教えてもらったことは私のDNAに浸透しています。

まず最初のプロモーションとして班長昇格があるのですが、若いCAにとって10人をまとめるというのは、ものすごいチャレンジでそれだけ学ぶものも大きいです。

その班長昇格がこれまでのように、ほぼ順番ではなくなったのです。

これは当時ものすごい衝撃だったとともに、CAに意識改革を促しました。

きちんとお客様のほうを向いて仕事をし、競争に勝っていかなきゃいけないんだ、というメッセージが伝わったと思います。

機内サービス提供の飲み物も時間帯で決められていたものが、都度お客様に合わせたものを自分たちで考えて決めるように変わっていきました。

決められたことをきちんとやる、から自分たちで考えて工夫する、に価値観を変えていきました。

もちろん評価はお客様が下すのですが、自分たちで考えていいんだ!と新しい時代に胸を躍らせたものです。

続く。。。

 

 

こんなANACAとして学んだことも美養学初級コースでお伝えしています。

CAになりたい人にも参考にしてもらえると思います。

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