これまでのお話はこちらをご参照ください。↓

食べることは美の養分になるキャビンアテンダントの美養学

CAとしての自分史は航空業界の歴史と重なる

人を育てる楽しさ

私も入社5年目で班員7人を持つ班長になりました。

班長の仕事はたくさんあるのですが、最も大切なのは班員を育てること。

当時は年に2,3人の新人が班に入ってきたので、CAとしての仕事だけでなく一人の社会人として班員全員で育てていました。

どうしても専門職ですから「社会人として」ということを意識していないと視野が狭くなりがちです。

私は近しい先輩に「社外の友達を大切にするように!」と言われていましたので、とても意識していました。

社外の友人と話すと「自分は恵まれているんだ」と思えることも、視野がせまくなっている時にCA同士で話すと「自分たちだけががんばっている」と思いがちです。

新人だけでなく中堅層の班員を育てることも班長の仕事の一つ。

中堅層には、チーフパーサーとして人を引っ張って行く感性を伸ばしてもらうことや、突然のイレギュラー運航に対応できる力をつけてもらうことも大切なことで、班長はそんなそれぞれのCAの成長を線でみることができて役得だと思っていました。

一番楽しい班フライト

班フライトといって班員全員でフライトできるのは月に1,2回程度。

それまでは他のクルーとフライトする中でいろいろなことを学んできます。

しばらく会わないと「なんか大人っぽくなったな」とか「元気ないな」とか、微妙な変化の後ろにある、1か月間のプライベートを含めた出来事をお互いに話すのが一番楽しい時です。

気心の知れた班員とは阿吽の呼吸でサービスができるのも、班フライトの醍醐味です。

自分が班長になってみて、新人の時には班長は雲の上の存在で「こんな人になりたい!」と背中を追っていましたが、「果たして自分はそうなっているのかな」と自己採点してみたり、「先輩もいろいろと考えて育ててくれたんだ!」と改めて腑に落ちることもあったりしました。

実は人を育成するといいながら、自分自身が成長させられていたのだと思います。

 

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